Unix/OpenBSD インストール

本節では、PHPを OpenBSD にインストールする場合に固有の注意事項とヒントについて説明します。

ports を使用する

この方法は維持管理する人により最新のパッチやセキュリティ上の修正が適用されており、PHPをOpenBSDにインストールする際に推奨される方法です。この方法を使用するには、最新のportsツリーを手に入れているかどうかを確認して下さい。続いて、インストールしたいものを見つけ、make installコマンドを実行します。以下にこれを実行する際の例を示します。

例 3-3OpenBSD ports によるインストール例

$ cd /usr/ports/www/php4
$ make show VARNAME=FLAVORS
 (choose which flavors you want from the list)
$ env FLAVOR="imap gettext ldap mysql gd" make install
$ /usr/local/sbin/php4-enable

パッケージの使用

OpenBSD のバージョン毎にコンパイル済のパッケージが入手可能です。これらは、OSにインストールされたApacheのバージョンに自動的に合わせられます。しかし、このポートには(flavorsと呼ばれる)多くのオプションがあるため、ports ツリーを使用してソースからコンパイルする方が簡単であると思うかもしれません。利用可能なパッケージに関するより詳細な情報についてはマニュアル packages(7) を参照下さい。